女子レーサーの素顔に迫る「ビューティフルボートレース」。ボートレースファンの皆さま、お待たせいたしました! 今回は土屋蘭(19=岡山)を紹介する。

学生時代はニュージーランドへ留学し、英語の勉強をしていた彼女。姉に選手の土屋南を持ち、“美人姉妹レーサー”として注目度が高い。まだまだ、伸びしろしかない蘭のプライベートや、ボートレーサーとしての話を聞いた。


美人姉妹レーサー・土屋蘭(左)と姉の南
美人姉妹レーサー・土屋蘭(左)と姉の南

-学生時代はどんな感じだった

土屋蘭(以下土屋) 中学生の時はバスケットボートをやっていて、高校からはニュージーランドへ留学しました。(本国では)季節によって部活が変わるので、いろいろやっていました。(当時は)コロナ禍だったので、国境が閉ざされたし、2年間、苦しいこともあったけど、それがあったから、いろいろと学べたものがありました。


ニュージーランド留学時代の土屋蘭(中央)
ニュージーランド留学時代の土屋蘭(中央)

-なぜ、ボートレーサーを目指した

土屋 とにかくやりたいことがなくて、英語が使える職に就きたいと思い、それを学ぶために留学しました。姉(南)が選手なのは知っていて、興味を持っていませんでしたが、見た時にすごいと感じて、なろうと思いました。

-やまと学校での思い出は

土屋 ホームシックは留学で慣れていましたが、体力的な部分とか、全員が同じスタートラインだったので、メンタルの競技だと痛感しました。

-姉の南とはレース場でどんな感じ

土屋 プライベートではそんなにしませんが、レース場だと仕事の話をすると教えてくれるし、レースの話は結構します。師匠はいませんが、とりあえず姉と佐藤翼さんに見てもらっています。


幼少期の土屋蘭(左)と姉の南
幼少期の土屋蘭(左)と姉の南

-選手として直近の思い出は

土屋 一番覚えているのは、デビュー節の最後に4着を取れたのは、自分としてはうれしかったです。岡山支部の方々にペラとか教えてもらっていたので、期待に応えられて良かったです。

-趣味、同期で仲がいいのは誰か

土屋 最近はスポーツ観戦が趣味です。元々ニュージーランドではラグビーを見ていました。プロ野球とか甲子園とか、まだまだミーハーなので臨機応援に観戦しています。仲がいい同期では、滝沢織寧、三嶌こころ、河内悠利杏で、同期とはご飯とか行きます。


同期と集合写真(中央が土屋蘭)
同期と集合写真(中央が土屋蘭)

-当面の目標

土屋 目の前の目標としては、展開があれば(デビュー初勝利で)水神祭を挙げたいですし、いっぱい走って、いっぱい経験してB1級に上がりたいですね。レディースオールスターにも出たいです。

-最後にボートレースの魅力を

土屋 男女が同じ土俵で戦えるのが一番の魅力ですね。

※次回は5月8日更新予定

 
 

◆土屋蘭(つちや・らん)2004年12月27日、岡山県生まれ。132期として23年5月児島デビュー。今年の獲得賞金は169万1000円(4月1日現在)。161センチ、48キロ、血液型O。