ニッカン・コム杯は、愛知県・常滑ボートで２２日から２５日まで行われる。短期決戦ながら、各地の地区選から転戦してきたメンバーが中心を担う。主役には、西山貴浩（３１＝福岡）を推す。他にも、攻撃派の前沢丈史や三嶌誠司、吉田俊彦らが期待される。

今回は４日間の短期シリーズ、準優制で展開される。序盤２日間のポイント取りが、優勝の行方を大きく左右する。

初日メイン１２Ｒ「たなみんドリーム戦」の枠番、メンバーは次の通り。（１）西山貴浩（２）吉田俊彦（３）三嶌誠司（４）前沢丈史（５）樋口亮（６）岩崎正哉。１枠に組まれた西山が、シリーズリーダーを担う。昨年は８回優勝して、ＳＧには５節出場した。進入から変幻自在な動きでライバルたちを惑わせ、勝負どころは激しいスタート攻勢を浴びせる。常滑は昨年４月にＧ２モーターボート大賞を制して実績を残す。４日間シリーズらしく、１走目から強気の立ち回りを発揮する。

攻撃力豊かな前沢が逆転筆頭だ。昨年１０、１１月と期をまたいで立て続けにフライング。計６０日間の休みを消化して、２月丸亀から復帰。今節が休み明け２節目なら、レース勘にも慣れが見込める。他にも、前節のＧ１鳴門四国地区選手権で奮闘した三嶌誠司、前期Ｆ２からの反撃を誓う岡祐臣、今期好調モードの西川昌希、スピード確かな小野達哉も楽しみ。