堤啓輔(38=佐賀)は5R、4カドから最内を突いてバックで伸び2着、12Rは3コースから差して3着に入り、予選12位で準優進出を決めた。「変わらず、足はバランスが取れて全体にいい」。

28歳だった13年11月にデビューして今年から初のA2級に昇格、前節の江戸川MB大賞でG2初勝利を挙げるなど上昇一途だ。「手前とターン回りが来るように調整し始めて成績が良くなりました」。ボートレーサーになる前は「電気関係の会社に勤めて電柱に登ってました」というだけに、電気関係の調整は得意。今節もレース足は良好。初優勝も視野に入れ、準優12R4枠から優出を狙う。