3枠篠崎仁志(36=福岡)がまくりを決め、今年初優勝を飾った。イン高倉和士が先マイに持ち込もうとしたが、3コースからツケマイを決めた。2着は6コースの米田隆弘、3着に中岡正彦が入り、12万8520円の好配当となった。

格上の貫禄を見せつけた。予選ラストの不良航法で減点10点を喫して予選順位は後退したが、準優10Rは4コースから差して白星。「準優で足は良くなっていると思ったが、新品リングに(2本)換えて良かった。風でまくり差しにいけないと思った」と1Mでの好判断を見せた。

19年8月のお盆シリーズ以来、若松では4年半ぶり通算3度目の優勝だが、いいイメージは少ない。「苦手意識があるんですよね」と語ったが、会心の今年初Vを契機に印象を変えたいところだ。