佐々木大河(28=大阪)がデビュー初優勝に挑む。準優11Rはコンマ02と気合のトップタイスタートを決めて、豪快に逃げ切った。「放りましたよ。スタートが入っていて良かったです」と肝を冷やした。

今節は伸びを中心に気配こそ良かったが、体感がなかなか合わず、首をかしげるシーンが目についた。ただ、準優はバチッと調整を合わせてきた。「準優は良かったです。調整が合って体感が良かったし、足も全体に良かった。この感じで優勝戦もいきたい」と上々の仕上がりだ。

準優12Rでシリーズリーダーの大谷直弘が4着敗退し、優勝戦のポールポジションが転がり込んできた。「優勝したいです」と、きっぱり。好メンバーはそろったが、先手必勝の構えで悲願のVをつかみ取る。