【前検リサーチ】

 Wエースの1基、18号機は岡村仁がゲットした。スタート特訓でも軽快な行き足を披露するなど、評判通りのパワーを見せつけた。「何もせずに行きました。スタートも届くし、乗りやすさはあった。初日に向けては、少しだけペラをたたいて試運転をする」。SG出場は、Fを切った14年7月の当地オーシャンカップ以来。今回でリベンジを果たすため、もがきにもがいてきた。魂を込めた走りは必見だ。

 毒島誠の相棒に決まった45号機は複勝率42・0%。春先まではエース機の呼び声も高かった。「出足は良さそう。スタート特訓はスリットの隊形がばらついていたし、伸びに関しては分からない。ペラをしっかり合わせたい」と手応えを口にする。直前の蒲郡で優勝を飾るなど、近況のリズムも上々だ。初日5Rは早速、岡村と毒島の“新旧エース機対決”が実現する。シリーズの行方を占う意味でも見逃せない。