【窪寺伸行・オレに任せろ】

 ◆11R

 銘柄級が1号艇に座る2日目終盤は、伸び型エンジンに攻撃型と一触即発のキャラが大集合。1Mは一筋縄にいかない雰囲気を漂わせる。そこで狙いは11R4号艇の峰竜太。1号艇が好ムードの山崎智也でも、2号艇は伸び強力な岡村仁。山崎はジカまくりまで警戒しなければならない。もつれるであろう展開を想定し、峰に◎を託す。

 初日は5号艇で3着にまとめ、1号艇ではきっちり逃げ、確実に勝利を収めた。「重さはあるけど、それを考えると100%、エンジンは使えた。ロスなく、余さず調整ができた」。高温多湿、中盤以降はやや涼しくなる難解な条件の中、複勝率34・3%のパワーは最大限に引き出せた。特に新田雄史のツケマイを寄せ付けなかった8Rリプレーを見ると、力感は想像以上。「伸びたしターンの感じも良かったです。いい方」と納得レベルはすこぶる高い。

 出番の11Rも有利に働く。「夕暮れ以降の方が(調整は)大丈夫。この感じならどのコースでも展開を突けるように舟が向く」。展開に応じた柔軟性が持ち味の峰にとって、最も好走できる時間帯といえる。

 峰の理想はカドまくり。もちろん岡村か遠藤エミが攻めても対応は可能で、舟券は1着固定にする。相手は森高一真かと思ったが、やや気配が微妙。やはりイン山崎が相手の(4)(1)流しが本線。さばく岩瀬裕亮を抜てきした(4)(6)流しを穴で押さえる。

 ◆峰竜太の柔軟性 峰は苦手コースをつぶすことで進化を遂げてきた。以前苦手だった3、5コースも「できるイメージを持ってやれば、対処できる」とポジティブだ。ズバリ、2日目11Rの4号艇は? 「理想はカドまくり。そこから展開に応じて」と1M突破の青写真を描く。