地元の鈴木庸之(36=新潟)が、準決切符をつかんだ。2予12Rは太田龍希-平原康多の3番手。平原に続く2着に流れ込み、チャンスを生かした。

椎間板ヘルニアが悪化して長期欠場。4月青森G3で復帰したが、満身創痍(そうい)な状態は変わらない。それでも地元ファンは平原からの2車単で1番人気に支持した。「応援車券にしてもやり過ぎ」と苦笑いを浮かべたが「やれる範囲でやるしかない」と闘志をみなぎらせる。準決11Rは吉田拓矢-諸橋愛の3番手。ここもしっかり追走できれば、ファイナル進出がかなう。