武田豊樹が連覇への最終ステップを終えた。

 昼の公式練習は関東3車に浅井康太を加えて4車で軽い汗を流した。「GPはだいぶ、ゆっくりと過ごせるようになった」。7度目の大舞台。競走のない2日間から、いきなりぶっつけ本番の流れも把握している。決戦を想定したナイター練習でぶっつけ本番で臨むGP用の新車の最終チェックを終え、GP覇者の体内時計はセットされた。すべては「発走する4時30分に全力を尽くせるように」。