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注目選手
KEIRINグランプリ
東京五輪金メダルへ悲願達成の時
- 脇本雄太(30=福井)
- ほぼナショナルチーム専念ながら、松戸日本選手権では34大会ぶり7人目の快挙となる完全Vを達成した。大垣ウィナーズC(G2)も制するなど、今年は16戦9勝で勝率は56・2%。悲願のGP制覇を成し遂げて、来年の東京五輪金メダルにつなげる。
充実の1年の集大成に
- 新田祐大(33=福島)
- ナショナルチームで世界を転戦しつつ名古屋オールスターを快勝。岸和田高松宮記念杯も準優勝と、少ない出走回数の中で存在感を示した。競技でも世界選ケイリンで銀メダルを獲得し、世界ランク1位に立つなど充実の1年。GP初制覇で東京五輪につなげる。
抜群の安定感を大舞台でも
- 佐藤慎太郎(43=福島)
- 1年を通して安定して戦いを続け、別府全日本選抜、名古屋オールスターで準優勝。06年以来13年ぶりのGP出走を早々と決めた。直前の小倉競輪祭で落車したが、鋼の肉体を持つ男だけに問題ないだろう。同県新田祐大の番手からいぶし銀の差し足を繰り出すか。
神奈川勢初のGPへ
- 郡司浩平(29=神奈川)
- 松阪共同通信社杯で17年ウィナーズC以来のG2制覇。最後のG1小倉競輪祭で落車欠場となり運を天に任せる形となったが、ギリギリ9番目のいすに滑り込んだ。逃げて良し、まくって良し、追い込んで良しのオールラウンダーが神奈川勢初のGP制覇を目指す。
10回目で大願成就
- 平原康多(37=埼玉)
- 昨年に続き今年もG1は無冠に終わったが、岸和田高松宮記念杯、名古屋オールスター、競輪祭で決勝進出するなど、年間を通して上位で戦い続けた。今年で神山雄一郎(16回)、村上義弘(11回)に次ぐ通算10度目のGP出走。そろそろ悲願成就があっていい。
GP初制覇の思い出の地で再び
- 村上博幸(40=京都)
- 今年は春先から好調で、別府サマーナイトFを制した勢いで前橋寛仁親王牌で約5年半ぶりのG1制覇。昨年は近畿4番手で出番がなかったが、今年は脇本の番手が約束されている。立川は10年にGPを初制覇した思い出の舞台。兄義弘不在の中、輝きを放つか。
初出場初Vも
- 松浦悠士(29=広島)
- 今年年頭に「G1を勝ってGPに出る」と宣言し、見事に実現。最後のG1小倉競輪祭で清水裕友のまくりに乗り初戴冠。番手回りが増えてきた一方で、前を任された時には積極的に戦ってきた姿勢が功を奏した。GPも清水との連係が濃厚。初出場初Vも十分だ。
存在感増し2度目のGP
- 清水裕友(25=山口)
- 輪界の革命戦士がパワーアップして2度目のGPに挑む。念願のG1制覇こそ来年に持ち越しとなったが、松戸日本選手権、小倉競輪祭で準優勝、岸和田高松宮記念杯、前橋寛仁親王牌で決勝進出と、存在感は抜群だった。最後に頂点に立って1年を締めくくるか。
もつれれば一発も
- 中川誠一郎(40=熊本)
- 今年は別府全日本選抜、岸和田高松宮記念杯を制し、メンバーでただ1人のG1・2勝をマーク。特にホームから単騎でカマして逃げ切った全日本は圧倒的な内容だった。トップスピードはナショナル勢にも引けを取らず、展開がもつれればまくり一発のシーンも。
ガールズグランプリ
絶対王者が世界基準のスピードを見せる
- 小林優香(25=福岡)
- ガールズGPを制して東京五輪へ−。絶対女王が15年京王閣以来、2度目のクイーンの座を狙う。勝つしかなかった11月小倉ガールズGPトライアルで完全Vと勝負強さを見せつけた。日本のファンに、世界と戦っているスピードを大舞台で披露する。
平成最後の女王が令和最初の女王もつかむ
- 児玉碧衣(24=福岡)
- 勝率86・8%、着外はわずか1回だけ。絶対的な力を見せ、間違いなく今年のガールズケイリンを引っ張ってきた。ここまでGPを連覇した選手はいない。抜群のスピードを武器に姉弟子の小林優香を破り、平成最後の女王が令和最初の女王の座もつかみ取る。
好位確保から2年ぶりの女王奪還へ
- 石井寛子(33=東京)
- 17年のガールズGP女王が2年ぶりの女王奪回を目指す。8月名古屋ガールズドリームレースでは小林優香、児玉碧衣の2強を破ってV。児玉をピタリ追走すると、ゴール寸前で差し切った。位置取りのうまさはガールズトップ。ここも好位確保から優勝を狙う。
抜群のレースセンスで初の女王へ
- 石井貴子(29=千葉)
- 7月別府のガールズケイリンフェスティバルで優勝。18年に制した平塚ガールズケイリンコレクションの時とは違い、自力でのタイトル獲得だった。レースセンスは抜群。当所は100勝を達成したバンクでもある。思い出のバンクで初の女王の座をつかむ。
勝負強さを地元の大舞台でも発揮する
- 梅川風子(28=東京)
- 4月高知で今年から新設されたガールズフレッシュクイーンの初代女王になると、11月小倉ガールズGPトライアルでは児玉碧衣を破ってV。昨年のGPで力を出し切れずに終わってから、勝負強さを磨いてきた。勝負どころを見極めて一気の仕掛けで頂点へ。
迷いを吹っ切り先行で女王の座へ
- 奥井迪(38=東京)
- 1月にガールズケイリン初となる通算300勝を達成。しかし、今年の漢字には「迷」を選んだ。昨年はGPに出られず悔しさを味わい、戦法にも一時は悩んだ。ただ、その迷いもGPを前に吹っ切れた。地元立川のファンの前で、先行して女王戴冠を決める。
新時代の女王になり「水菜スマイル」を
- 佐藤水菜(21=神奈川)
- 今年の優勝18回は児玉碧衣と並んでトップ。逃げてもまくっても強さを発揮しており、各地で「水菜スマイル」をはじけさせた。当所は今年の6月に初出走して完全優勝と相性は抜群。一撃の破壊力はガールズでもトップ級。若さと勢いで頂点まで駆け上がる。
ヤンググランプリ
別府G3制覇でさらに弾み
- 松井宏佑(27=神奈川)
- スピードスケートから転向し、その鍛え抜いた太ももと持久力は競輪学校(現選手養成所)の頃からナショナルチームにも注目された。国際大会で好走を続け、本業の競輪では11月には別府でG3を初制覇。ノリノリの男が立川バンクを熱くする。
勢いを背に大一番へ
- 南潤(22=和歌山)
- 昨年4月函館で、デビュー最速298日のG3制覇記録を打ち立てた。そのスピードスターが不振脱出へ懸命だ。夏場からスピード強化に努め、今はセッティングを見直すなど試行錯誤する。先の広島G3では2勝を含め3度連対。勢いが出てきた。
上位戦の経験値生きる
- 松本貴治(25=愛媛)
- 上昇モードの四国勢期待のリードオフマン。潜在能力が高く、誘導ペースが上がる新ルールにも慣れ、後方で不発になる場面が減った。ライン決着が多いのは、別線の動向を冷静に見極めている証し。上位戦で培った経験値をここで示す。
花の113期が存在感示す
- 藤根俊貴(24=岩手)
- 寛仁親王牌、競輪祭とG1で立て続けに落車してリズムを乱した。今は調子を上げると同時にレース運びにひと工夫して、上位陣に立ち向かっている。注目株がひしめく113期で卒業記念レースを制した逸材。ここ一番で存在感を示す。
ここ一番で度胸発揮
- 森田優弥(21=埼玉)
- 高校まで陸上の砲丸投げに熱を入れ、それが今の鋭いペダリングの基礎になっている。練習の虫は113期では松井宏佑に次ぐ2番目のS級特昇を果たし、度胸の良さも光る。一発駆けへ、ヤングGP仕様の新車を投入するとのこと。結果はいかに!?
地元東京で気合い
- 河合佑弥(25=東京)
- 日大まで野球に打ち込み、自転車経験は浅いが、ヤングGPの舞台にたどり着いた。まだ伸びしろがたっぷりありそうだが、現在でもダッシュ、末の粘り、思い切りの良さと3拍子そろう。地元東京の代表として割り増しの気合も原動力となる。
超細切れ戦への対応カギ
- 野口裕史(36=千葉)
- 元ハンマー投げ日本王者の称号を引っ提げて輪界入り。無尽蔵のスタミナと、鍛え抜かれた体幹から繰り出すペダリングは鋭い。日ごろはガード陣を従え、スピードに乗せて逃げる走りとあって、超細切れ戦にどう対応するかが見ものだ。
松井打倒の1番手
- 宮本隼輔(25=山口)
- ビッグ戦線で先行勝負した父忠典氏のDNAを受け継ぐ自転車エリート。中大時代に数々の大会で活躍し、その練習地だった立川バンクで戴冠を狙う。113期で、いの一番にG3を制した出世頭が、松井宏佑の勢いを阻んでみせる。
攻めの走りで戴冠目指す
- 上田尭弥(21=熊本)
- 高校まで野球に打ち込み、競輪選手を志してからは自転車の経験不足をカバーするために乗り込んだ。その思いはデビュー後も変わらない。ダッシュと末を鍛えるには先行が最善と、別線封じに専念してヤングGP参戦にこぎつけた。果敢に攻める。
※名前横は年齢、登録 (12月17日現在)
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