メインコンテンツ
脇本、新田のナショナルチームメンバーが軸
暮れの大一番、KEIRINグランプリ(GP)2019が30日、立川競輪場で行われる。今年のタイトルホルダー、賞金ランク上位9人で争われる、V賞金1億円超のビッグレース。ナショナルチームメンバーの脇本雄太、新田祐大の両雄が中心だが、勝負強い清水裕友−松浦悠士の中国勢が絡んでいきそうだ。
清水、松浦なども上位狙う
KEIRINグランプリ
ラインができそうなのは脇本雄太−村上博幸、新田祐大−佐藤慎太郎、清水裕友−松浦悠士の3つ。中川誠一郎、平原康多、郡司浩平は単騎の戦いになりそうだ。
先行するのはやはりスピード地足を持っている脇本だろう。2周駆けて、押し切る力を持っているのは脇本だけ。純粋に脚力を比較すれば、頭ひとつ抜けている。ただ、その強さゆえ、他のラインにも付け入る隙が生まれる。ポイントは村上が追走できるかどうかだ。
思い切りのいい清水も、1度は動いて先頭に出そう。小倉競輪祭決勝では吉田拓矢に飛び付き、平原をさばいた。ここも脇本の巻き返しに合わせて踏み上げ、番手狙いもありそうだ。清水が足を使えば、続く松浦の勝機は十分あるとみる。平原も狙いは同じだろう。脇本の強さを認めた上で、番手戦に参戦することも考えられる。
一方、新田は位置取りも見せるようになったが、基本は構えて一撃にかけるレーススタイル。脇本の番手がもつれれば、チャンスはある。今年2冠の中川だが、競輪祭はリズムが悪かった。1カ月でどこまで立て直すかが勝負だ。競輪祭を落車で途中欠場した郡司浩平も同様で、復調具合が鍵となる。
小林優香と児玉碧衣の新旧女王対決
ガールズグランプリ
小林優香と児玉碧衣の新旧女王の対決に注目。本命には小林を推す。優勝するしかなかったガールズGPトライアルで勝ち切る勝負強さはさすが。ここも抜群のスピードで15年以来2度目の女王をつかむ。対する児玉も新女王として1年間無類の強さを発揮。小林より先に仕掛け連覇を狙う。石井寛子、石井貴子は位置取りが重要。一発ある梅川風子や佐藤水菜、地元で燃える奥井迪も魅力はある。
松井宏佑が堂々の主役
ヤンググランプリ
競技でも活躍する松井宏佑が主役を務める。別府G3決勝は歴戦の猛者を相手に後方まくりでG3初制覇。度胸満点の「魅せる」走りを見せられては、力自慢の他の8人も自分のスタイルで戦えない。それでも松井の戴冠を阻むなら、やはり天才肌の宮本隼輔か、1年先輩で経験豊富な松本貴治や南潤。河合佑弥は地の利を追い風にできるか。意外なヒーローが誕生するか新世代の競演は見逃せない。
ボート競輪オート最新ニュース
フィーチャー
ボート競輪オートコンテンツ
- photo写真ニュース
【ボートレース】石田章央が調整に正解出した「正反対にペラたたいて足は良くなっている」/蒲郡
【ボートレース】野田部宏子スタートを語る「少しは気にしろって感じですが分かる範囲で」/戸田
【ボートレース】鉄人菊地孝平マスターズチャンピオン前検前日にトレイルラン50キロ出場/福岡
【オートレース】佐藤大地が今節初勝利で予選通過「エンジンは回転が上がっていい状態」/浜松G1
【ボートレース】西橋奈未が4着も課題は明確「元に戻してアレンジ加えれば大丈夫です」/宮島