特選11Rは3着が微妙な判定だった。

 佐々木則幸はてっきり村上博幸に持っていかれたと思ったが、何と微差で3着に届いていた。「周囲の誰もが3着だって言ってくれないんですよ」と笑いながら口をとがらせ、表情が一気に輝いた。「2次予選回りになったところで、どこかの3番手でしょう。優秀にいけたのはラッキーですね」。佐々木にとって向日町は04年にG3Vもあるほど相性が抜群。「地元の高知に負けないくらい、ここはいいんです」。このシリーズも佐々木の動きに注目だ。