【野島成浩・こう成る こう成れ】

今節の選手は強い風との戦いにもなってきた。初日は全レース1メートルだった風速が、2日目は時間がたつごとに増して11、12Rでは4メートルだった。バンクでの体感はそれ以上。大半の選手が悪条件を嘆く中で、特選から2着続きの諸橋愛は「地足タイプのオレには泥仕合になるバンクがいい。すごいタイムが出なくて後方から突っ込める」と話した。

◆6R 中大自転車部の頃に当所で汗を流した佐伯が先制。番手の木村が優位で(2)-(1)(3)(6)-(1)(3)(6)(9)。

◆12R 雪国育ちで寒さも平気な諸橋が平原をかわす。(1)-(5)-(2)(3)(7)。