4月17日が初日の四日市競輪F1。KEIRINグランプリや4日制G1計6冠の伏見俊昭が予選スタートとなった。持ち点が際どくなって「直前はKEIRIN・JPでチェックしてました」と言ったが、その労も報われなかった。

予選回りの伏見俊昭(右)が有坂直樹に慰められた
予選回りの伏見俊昭(右)が有坂直樹に慰められた

 予選スタートは自身の記憶にもないそうだが「直前まで、得点上位の9人に入っていたんですよ。それが、内藤(宣彦)さんが追加で入るから…」と同地区の先輩相手にぼやいた。言われた内藤も「どうも、すみません」と苦笑いで頭を下げた。そこへ同じく06年GP王者の有坂直樹が顔を出し、「伏見、予選回りもすぐ慣れるから」と妙な慰め方。言われた伏見は「次回にこんな思いをしないよう、得点を戻さないと」と復活への起爆剤にはなった様子だった。