競輪、楽しんでいますか?

 G3最終日だった15日、場内でトークショーが2ステージ行われた。1つ目はガールズの奥井迪、荒川ひかりの選手2人で、強い体をつくる食事を聞かれた奥井は「肉と米」と即答。今後の目標として「ガールズGPを先行して勝ちたい」と言うと、ファンから大きな拍手と喝采が沸き起こった。その奥井に「きれいなので、ぜひ次の『顔より太もも』のポスターに出てほしい」と要望された荒川は「まだ優勝したことがないので、できれば地元(取手)で優勝したい。ふなっしー(柄)のフレームにも注目して下さい」とキュートな笑顔を振りまいた。

京王閣G3最終日にトークショーを行った奥井迪(左)、荒川ひかり両選手
京王閣G3最終日にトークショーを行った奥井迪(左)、荒川ひかり両選手

 もう1人は元WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介氏で、「(現役時代の)減量はだいたい3週間で7、8キロ落としていた」と明かすと、ファンからはどよめきが。12回の王座防衛について「自分でもよく頑張ったと思います」と振り返ると、熱い声援が巻き起こった。最後に競輪選手への転向を打診され「可能性はゼロではありません」とうれしいリップサービス。「その時は僕から買ってみてください」と爆笑を誘っていた。

山中慎介氏のトークショーも熱く盛り上がった
山中慎介氏のトークショーも熱く盛り上がった