地元の永田秀佑(25=長崎)は13年7月にデビューしてA級1班までは順調に上がったが、その後急激に調子を落として、ついに今期からA級3班に逆戻りした。

 しかし、このままでは終われない、とようやく闘志に火が付いたようだ。「落ちるところまで落ちましたから、これからは上がるのみですよ」。2場所前の広島の初日に久しぶりの1着。「それから気持ちも楽になって力を出せるようになった。やっぱり気持ちが大事です」。自分に言い聞かせるように話した。