「誘導が上がったので、すいません」。敗戦のような口調だったのは2Rで逃げ切った105期の吉岡伸太郎(24=愛媛)。レースは同県の先輩・宇根秀俊と同乗。2人の連係が人気になったが、ラインでしっかりと出切れなかった。結局、宇根は前受けの堀勝政に飛び付かれて大敗した。「勝てたのはうれしいけど、後ろに迷惑をかけてしまった。しっかりと反省して次回に生かしたい」。吉岡は厳しい表情のままだったが、苦い経験を糧に、さらなるステップアップを目指す。