初日特選7Rを制した中園和剛（36＝福岡）が、準決5Rで2着に突っ込んで決勝進出を決めた。

前を任せた瀬戸晋作が坂本匡洋と3番手を取り合う展開。中園にとっては厳しい流れになったが、最後は後方から直線で鋭い伸び。フットワークの良さが光った。

「ずっと前でやり合っていたので、この展開をどうしのごうか、と考えながら走っていた。本当は後ろに穴井（利久）さんが付いてたので、2角ぐらいで仕掛けるくらいの気持ちも必要でしたね」。中園らしくライン全体を気遣いながら振り返った。

決勝は迷わず丹波孝佑の番手を選択。「3番手でいい」と言う中村健志には「3番手よりは番手だろう。俺のことは気にするな」。ということで、中村は保科千春の番手となった。