ベテラン小峰一貴(50=埼玉)が区切りの勝利に王手をかけている。89年8月のデビューから約30年、コツコツと積み上げてきた勝利は199に達した。

「この年齢でちょっと恥ずかしいですけどね」と苦笑いを浮かべるが、今年も2勝を上積みしているように、1歩1歩に前進は続けている。「前場所(立川)が駄目で悔しかった。何か変化が必要だと思って、街道練習のコースを替えてやってきた」と言うように、向上心に衰えはない。予選2Rは同県の服部正博の番手から200勝達成を目指す。