116期のルーキー三森彩桜(19=福島)と高木佑真(20=神奈川)が初優勝を目指す。

三森は、これがうれしい初の決勝進出。予2・2Rは大外強襲の2着で、初の予選連対を果たした。中学3年から本格的に自転車に乗り、高校では各大会で健闘した有望株。デビューから9場所目の予選突破に「今日は何が何だか分からず夢中で踏んだ。ただ、練習と同じような感覚で走れるようになった。レースに慣れてきた」と言葉が弾んだ。

高木は5度目の決勝進出で、7月奈良の決勝2着が最高の成績。予2・1Rで逃げ切ったように調子を上げており「決勝も逃げて勝ちたい。ただ、後手になっても何とかしたい。短走路は競輪学校のときも走りやすいと感じてましたから」と頼もしい。