伊藤亮(37=埼玉)が準決5Rで伊藤慶太郎の先行を追い込み、決勝一番乗りを決めた。

「初日に抜きっぱぐれたから、準決は絶対に抜いてやろうと思っていました。でも慶太郎が強くてギリギリでしたね」。

この組み合わせには伏線があった。「初日に(岡田)征陽さんと折り合っていたから、準決はたぶん僕と慶太郎が一緒かなと思っていたんですよ」と策士ぶりを発揮した。

岡田の脱落で、決勝7Rは再び伊藤慶の番手をゲット。17年7月以来3年ぶりの優勝が見えてきた。