オープニングレースは元砂海人(31=奈良)が勝利した。

早い段階から溝口葵と増成富夫が突っ張り合い、最終的には溝口-増成-元砂の並びになった。元砂は最終バックで番手まくりした増成に続き、最後は差し切った。「連係は崩れたが、とりあえず良かった」とホッとした表情を見せた。

落車などもあって前期から今期も、ここまで厳しい戦いが続く。競走得点も現在は68点台で伸び悩んでいる。「点数は気にしていたし、1着が取れて最終日は選抜戦を走れる。もう一日しっかり点数を取りたい」と気合を入れ直した。

弟の勇雪、妹の七夕美と“競輪3きょうだい”の長男。まだまだ活躍はこれからだ。