元S級の機動型・泉文人(30=福島)が、偉大な先輩の助言で復活を目指している。

予選6Rは、来期S級が決まっている遠藤勝弥を不発にする鮮やかな逃走劇を披露した。直近の点数は85点だが、動きは戻りつつある。

不振脱却のきっかけは山崎芳仁の存在だ。拠点を沖縄からいわきに戻したことで、助言を受けている。「練習もそうだし『レースを作れ』と言われてからは、いつも以上に自分からレースを作ることを心掛けています。S級に戻って通用する力をつけたい」と目を輝かせた。

“ヤマちゃん効果”でS級復帰を目指すためにも、準決8Rは正念場だ。