松尾勇吾(22=熊本)が準決7Rでまくり追い込みを決め、決勝一番乗りを果たした。

中野雄喜が逃げ、松尾は4番手で堀兼寿と中団争い。並走がしばらく続いたが、まくりが主戦法で好位キープが生命線だけに「位置はしっかり取らなきゃ、と思いました」。

4番手で単独になっても「前(中野)もまだ、踏んでいなかったので、仕掛けたら合わされると思って…」とぎりぎりまで待ち、最終2センターから踏んだだけで頭まで突き抜けた。

好メンバーがそろった決勝9Rで1、2班戦初優勝を狙う。