「俺にとっては一般戦をきっちり勝つことが本当に大事なんです」。そう言っていた五反田豊和(45=宮崎)が、チャレンジ一般2Rを後続の競りという展開にも助けられ、1周もがいて勝利した。「こういうこともなかったら、やってられないからね」。

五反田のような先行選手には悩みがある。それは予選で新人とぶつかる定めにあること。今回もルーキー原田翔真と1周近くもがき合う、感動的なレースをしたが結果は7着。「いろいろやってみるんだけど、やっぱり新人は強い。予選を突破しないと得点が上がらないから、何とか維持するためにも一般戦が大事なんです」。これからも対新人で五反田の奮闘は続く。