土屋壮登(35=埼玉)は18年10月のS級戦(997)以来の別府登場だ。「A級戦は1年半ぶりですかね」と現状を振り返った。前回降級初戦の西武園((1)<2>(1))では、同県の尾崎悠生の番手回りで久々の優勝を飾っている。「後ろは同じく同県の後輩、高橋昇平が固めてくれて、埼玉が3人。ほんとラインのおかげですよ」。この時ばかりは表情が緩んだ。「この流れを何とかね」は本音だろう。東日本勢3人の出方が注目された初日特選は、「やっぱり自分でやりたい」と土屋は自力勝負を選択した。