チャレンジ予選3Rで、ベテラン広川貞治(55=東京)が、執念のマーク術を発揮した。

永井哉多の番手で1度は離れかけ、内外から挟まれながら何とかこじ開けて2着を死守。「ダイエット効果だね。今期からチャレンジだから、先月から8キロ減量したんだ」と、スッキリしたおなかをなでて満足げだった。

「チャレンジは離れちゃいけないから」と、106キロから98キロへ一気の減量で踏み出し強化に成功。準決4Rは黒滝大翔に譲られる形で、V候補比佐宝太の番手回りに。今度も後ろに食らい付く。