急に激しくなった雨の中で、チャンレンジ予選1Rがスタートした。いきなり見どころ十分のレースで、スタートを決めた三沢勝成(46=宮城)が、残り2周の赤板で押さえにきた野見泰要の番手で、田村光昭と競り合った。結果は三沢が競り勝ち、逃げた野見と追い込んできた鈴木広人には先着されたが、3着で準決進出を決めた。

「前を取って、野見君が押さえにきたら競ると決めていた。先輩の斎藤和也さんが後ろに付いてくれたので、半端なレースはできなかった」。三沢のガッツあふれる競りが目立ったレースだった。