スーパールーキーの市田龍生都(23=福井)が、A2班特昇を懸けて今シリーズに臨む。

インターナショナルトラックカップ1/2が行われた香港から帰国して2日。疲労がないと言ったら嘘になる。唯一の黒星を付けたミッドナイト開催(1月大垣)というのも若干の不安材料だ。「大垣の反省をふまえて気持ちの作り方や、アップの仕方を考えたい。連勝を意識して硬くならないよう、淡々と取り組みます」と気負いは感じられなかった。

父は名伯楽の市田佳寿浩。当然のことながら競輪の指導を仰いでいる。しかし、必ずしもナショナルチームの指導と一致しない部分はある。「太田海也さんや中野慎詞さんらは、両立させて競輪でも結果を出している。僕も父の教えと、ジェイソン(・ニブレット=ナショナルチーム短距離ヘッドコーチ)の指導の折り合いをつけながら成長していきたい」。

努力に勝る天才はいないと言われるが、天才が怠らない努力をしたら、きっと何者にでもなれる。