阪神岩田が27日、大阪・岸和田市の岸和田競輪場で初の競輪トレーニングを行った。

 個人トレーナーの網川翼氏の弟が競輪選手の稲川翔だったことで実現。競輪用自転車は上半身に力を入れ過ぎると真っすぐ走れず、脱力の感覚を覚えることが目的だ。ローラー台で自転車をこいだ左腕は「動きも良くなっている。あとは結果を出すだけです」。8年ぶり未勝利に終わった33歳が、巻き返しに燃えている。

 地元大阪の稲川翔は岸和田競輪場で31日に開幕する「ニッカン・コム杯争奪シャイニングドリーム賞」に出場する。