神山拓弥(35=栃木)が東2予5Rで快勝した。

目標にした真杉匠が後方からの押さえ先行で主導権を奪い、自力ライバルの深谷知広と渡辺一成を出させなかった。ゴール前は神山が差し切ったものの、渡辺と渡部幸訓が2、3着に食い込み、真杉は4着に沈んだ。

「真杉はタイトルホルダー2人を相手に堂々と戦ってくれた。他を寄せ付けない圧倒的な走りだったと思うし、G1優勝を目指せる選手だと痛感した」と後輩をたたえた。

東準決11Rは坂井洋、雨谷一樹と栃木3人での連係。普段から前で戦ってくれる2人に敬意を表して、3番手回りとなった。そこから決め足を発揮して、決勝進出を狙う。