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注目選手
円熟の技でV戦線に食い込む
- 佐藤慎太郎(45=福島)
- 今年は2月静岡と4月平塚でG3を2勝している。年齢を感じさせない走りはまさに円熟の技だ。地区が違う自力選手に付くことも多く、踏み方が未知数なケースもあるが、決して踏み遅れることはない。後方に置かれた場面では、まくり追い込みで上位に絡む力がある。ラインの新田祐大や新山響平との連係で、必ず優勝戦線に食い込んでくる。
兄弟初連係なるか
- 吉田拓矢(27=茨城)
- 昨年大会決勝(2着)で宿口陽一を初戴冠に導いた仕掛けは、まだ脳裏に焼き付いている。その激走を経て競輪祭でG1初優勝を果たし、S班の地位を手にした。今年はすでにG3を2度制して実力を誇示。直前の地元取手G3も連日好調な走りを見せていた。今回は119期の弟有希がG1初出場。拓矢が初日特選で4着以内、有希が1次予選で1着なら、2日目の青龍賞で初連係が実現する。それも楽しみのひとつだ。
G1タイトルを狙える23歳
- 真杉匠(23=栃木)
- 着実にパワーアップしてG1タイトルを狙えるところまできた。21、22年のダービーで続けて決勝進出を果たし、存在感は一気に高まった。昨年の秋ごろに成績が低迷したが、先行に徹することで克服した。昨年の今大会は2予で失格(1位入線)してあっけなく終わった。それを踏まえて「今回は決勝に乗りたい」と決意表明。岸和田バンクで強い真杉が躍動するはずだ。
40代初G1は連日番手回りか
- 平原康多(40=埼玉)
- 40代になって初のG1を迎える。今年は全日本選抜、ダービーで順当に決勝進出しており、揺るぎない関東の司令塔だ。自力を捨てたわけではないが、今回の関東勢の顔触れなら、連日番手回りになる可能性が高い。展開によってはタテ足を繰り出して10年以来、3度目の高松宮記念杯制覇に突き進む。
今年こそリベンジだ
- 郡司浩平(31=神奈川)
- 今年は1月和歌山と4月の地元川崎で2度のG3優勝を決めている。ただ、G1となると結果を出せていないのが現実だ。近況は函館G3で決勝2着に入り、今回の高松宮記念杯に向けて状態を上げていることがうかがえる。昨年は悔しい途中欠場。今回は最低でも決勝に勝ち上がってリベンジしたい。
決め足の鋭さ定評
- 東口善朋(42=和歌山)
- 5月の日本選手権で久々にG1決勝に勝ち上がった。派手さはないが決め足の鋭さには定評があり、どんなレースでも車券に絡む期待を抱かせる。今回は初日の特選にシードされて野原雅也、古性優作と連係。2日目以降の勝ち上がりでも目標がいる展開になることは間違いなく、優位な走りができる。連続G1ファイナリストを目指して、こん身の追い込み勝負だ。
満を持して地元G1登場
- 古性優作(31=大阪)
- 満を持して地元・岸和田の舞台に上がる。昨年のKEIRINグランプリを制して、今年第1弾のG1全日本選抜も制覇。2つのタイトルを取って初の地元バンク出場。それも高松宮記念杯の大舞台だ。「年末のグランプリを優勝させてもらい、今年一発目のG1も僕で、次(日本選手権)は脇本(雄太)さんが勝ちました。近畿で4回(G1級制覇を)続けたい」と実質的なV宣言。ファンの前で有言実行の走りを見せる。
近況の快走に松浦絶賛
- 石原颯(22=香川)
- 直前の取手G3準決で好調さを象徴するような走りを見せた。S班の吉田拓矢を相手に打鐘から先行。最後はまくられたが2着に粘る快走だった。レースを見た松浦悠士も「相当強い」と絶賛。決勝でも松浦を連れて主導権を奪い2着に導いた。パワーだけでなく、誰が相手でも動じない勝負度胸も魅力だ。今回は117期のエース格として旋風を巻き起こす。
絶好の松浦ワールドなるか
- 松浦悠士(31=広島)
- 清水裕友とのゴールデンコンビは、前後の並びが大会ごとに異なり、いつもビッグレースで話題になる。最近は若手に前を任せるレースも増えてきたが、自身が前で戦うときの自在な走りも迫力がある。それは剛のイメージではなく、柔らかさを持った強さだ。今回は清水だけでなく、同県の町田太我や取鳥雄吾らが勝ち上がってくれば絶好の「松浦ワールド」が待っている。
大躍進の期待かかる24歳
- 嘉永泰斗(24=熊本)
- 大躍進する選手として注目される。スター選手がそろう113期の中で頭角を現すのは遅くなったが、地道にやってきた分だけ基礎が固まっている。主導権を奪ってからの粘りは強靱(きょうじん)な上に、ヨコの動きもある程度はできる。今年2度のG1、全日本選抜と日本選手権で準決まで駒を進めた実績が、それを証明してる。自身の競走スタイルに自信を深めた今回は決勝進出を目指す。
※名前横は年齢、登録 (6月8日現在)
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