松浦悠士(32=広島)は持っている。高松宮記念杯の勝ち上がりは準決4個レースのため、各レースの1、2着と4着者1人が勝ち上がるシステム。

松浦は西準決11Rで東口善朋と3着同着。これは前日着順の差で松浦の3着格付けが決定。残る12Rで佐藤慎太郎が3着にならなければ、松浦の決勝進出が決まる展開になった。

松浦は「慎太郎さんが2着に入ったのを見て、手も足も震えた(笑い)。同着だったのも持っていますね」とガッツポーズで決勝進出を喜んだ。

決勝12Rの話題になると「5走制で(体力的に)きつい条件なのはみんな同じ。調子は抜群にいいので自力自在にやる」。もつれた展開になれば、優勝のチャンスは十分ある。