【12R:決勝・決断】
当初から松浦と平原の2強対決とみられていたが、2人の前を走る町田と真杉という若手自力の進出で、さらに鮮明になった。
ともに好調な町田と真杉の比較は難しいが、近況の勢いを重視して、同県の松浦が付く町田の先手とみた。本命は松浦。連戦の疲れはあるが、連日の鋭いまくりを見ても足の状態は心配がない。町田に勢いももらって、最後はタテ足を発揮する。3番手守沢が対抗。
平原も真杉の奮起次第では十分にVを狙える。展開が向けば3連続G3奪取も近づく。間隙(かんげき)突く東口や松谷も連圏内。
町田 松浦さんに加えて守沢さんのS班2人が付いてくれるので自力でいく。
平原 連日関東ラインの前のおかげで、しっかり競輪ができている。決勝は真杉君に付ける。
守沢 日に日に良くなっている。松浦君の後ろ。
真杉 記念決勝は初。町田君とは初対戦。S級に上がって3、4カ月の選手には負けたくない。先行で。
東口 自分で走る。
瓜生 記念の決勝は初で夢みたい。単騎でいく。
松浦 久々に力んだ。練習でも強い町田君へ。
阿部 平原さんの後ろ。
松谷 自分で何かする。