吉田敏洋(36=愛知)は、準決10Rで落車滑入の7着に終わり、決勝進出を逃した。診断は右肩、右肘、右腸骨部の打撲擦過傷と大事に至らず、最終日も出場する。

 最終ホームから仕掛けた深谷知広に続いていたが、1角で平原康多に飛ばされ後退。何とか自力で踏み上げて最終4角までは3着争いに加わったが、ゴール前で村上博幸(外入失格)と接触し落車した。「けがは大丈夫。1角のところは(平原が)車輪が接触しながら持ってきていたから仕方ない」と、さばさばとした表情。滑入ながら7着のため、決勝の1つ下の特別優秀行きが決まると「それなら良かった」と、グランプリへの賞金加算へ向けて気合を入れ直していた。