初のG1決勝を単騎で挑んだ岡村潤(35=静岡)は、奮闘むなしく6着に終わった。

 青板でイン切りに出て深谷知広-吉田敏洋-金子貴志を引き出すと、浅井康太-椎木尾拓哉が前団をたたいた際に深谷の番手吉田敏洋のインで粘る形に。最終的に、この動きが新田祐大率いる福島勢上位独占の決め手になった。

 岡村は「しょうがないですね。本当は深谷よりもう1つ前に出たかったけど(深谷が)下がってきたので…。スピードも出てきてしまったから。勝負した結果」と、サバサバした表情だった。「新田の4番手よりはと思った。やりたいことはできたので、悔いはないです」と語った。