清水裕友(23=山口)が準決12Rをまくりで制して、初めてG1の決勝に進んだ。
レース運びもうまかった。中団で平原康多との外並走を嫌った清水は、インを切って南潤-椎木尾拓哉の3番手をキープした。
南も慌てず流し先行。清水は「はよ、駆けろやと思ってました」と笑わせた。南が踏み込むと、あとは清水の仕事。怖い怖い平原が来る前にまくって、柏野智典とワンツーを決めた。
「作戦も柏野さんのアドバイス通り。2人で決められて興奮しています」。
9月のG2高知共同通信社杯でも決勝に進んだ清水は、悔しい準Vに終わっている。「高知から流れもいい。今回は…」と優勝へ思いをはせた。