窓場千加頼(25=京都)が予選7Rで逃げ粘って2着に入線した。突然のヘルニアで3月から約2カ月欠場。復帰2場所は確定板もかなわなかったが、3場所目でようやく連対を果たした。

 窓場は「寝ていても右半身がしびれと痛みでどうしようもなかった。手術は避け、いろいろ治療院を回ってようやく良くなりました」と闘病生活を振り返った。

 山形一気との2分戦で先行しやすい構成だった。最終ホーム前から仕掛けて「久しぶりにいい感触で駆けられた。これで残れなかったら駄目って思うくらい。あとは逃げの決まり手を付けてくれれば…」と先行選手としてのプライドをのぞかせた。