取鳥雄吾(22=岡山)が連日、素晴らしい仕掛けで決勝進出した。

 準決9Rはライバルの伊藤裕貴をたたいたが、後ろの三ツ石康洋が離れて、伊藤裕が番手に入る苦しい展開。「脇から後ろを見たら、伊藤(裕)さんが入っていたので流すことができなかった」。それでも底力を発揮して3着に粘った。今の目標は年末のG2ヤンググランプリ(29日平塚)。「その時へ向けてしっかり足を戻していきたい」。決勝は連勝の伊藤裕に加え、強力近畿勢や堀内俊介、桜井正孝らと力勝負を挑む。