ダブルグランドスラマーの永井大介(41=川口)が実力を発揮した。今年地元初出場で昨年7月の日刊スポーツキューポラ杯に続く地元G1連覇を飾り、存在感をアピールした。

 永井は2枠から好スタートを切って逃げ展開に持ち込んだ。「試走で2、4角の立ち上がりで滑った。人を抜くのに車の向きが変えられないと思いなんとしても先にいきたかった」。快調に飛ばして周回を重ねる。2、3番手の大木と佐藤が抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げている間に中盤から徐々に先頭との差が離れ始めた。最後は大差をつけて余裕でゴールした。