赤岩善生(42=愛知)が5戦4勝2着1回と得点率1位で優勝戦1号艇を獲得。全24場制覇に王手をかけた。

 11年10月に鳴門で23場目のVをしてから約6年半。これまで江戸川では7回優出したが、優勝だけは遠ざかっていた。それだけに「今節はめちゃくちゃ意識して来ました」と24場制覇へ熱い思いを口にする。

 「(前節)からつG1の帰りは静岡支部の服部(幸男)さんらと一緒だった。服部さんから『(全場制覇は)意識して行ってくれ』、と言われたんで、『意識して行ってきます』と言いました。意識しないといえばうそになるから」。

 昨年11月、丸亀で史上19人目の全24場制覇を達成した先輩・服部からのエールが、今節の赤岩を奮い立たせている。「(福岡G1マスターズ参戦中の)服部さんも見てくれていると思うから」。

 全24場制覇については「簡単なことではないから価値がある」ときっぱり。優勝戦は「逃げられるスタートを」ときっぱり。こん身の好スタートから先マイで史上21人目、現役13人目の記録へ挑む。