準優11R、枝尾賢(36=福岡)が榎幸司の猛追を際どく振り切り、2着で優出を決めた。

 「調整のゾーンが狭いけど、ばっちり合えば出足型で、伸びで下がることもない。足は悪くないです」とまずはほっとひと息。期末のA1勝負がかかるが「全く意識はしていません。いつも通りに走るだけです」ときっぱり。鳴門は10年4月にデビュー初Vを飾った思い出の水面でもある。相性の良さも生かし、自然体で今年初VとA1をつかみ取る。