地元の西村勝（４４＝埼玉）が主役の座を守り抜いて優勝した。

　イン西村は「向かい風を信じて行きました」とコンマ１０の絶妙なスタートから先マイした。古田祐貴、村松修二が差して迫ったが、２Ｍも先取りた。しかし、周回ごとに古田が猛然と西村に迫った。「後ろは気になりました。モーターも少しスカってたし。ただ、走り方は知っているし、何とかなると思った」。最終ターンマークも危なげなく旋回して後続を振り切った。今後のテーマは「とにかくＡ１級をキープ！」と、級別審査期間の締め切りまで気の抜けない戦いとなる。２着は古田、３着は山田竜一が入り人気サイドの決着で幕を閉じた。