市川哲也(49=広島)が本領のイン速攻を決めてマスターズリーグ第2戦を優勝した。カドの4コースから太田和美が飛び出してきたが、市川ががっちりと先マイ。逃げ切った。

 「今の僕は余裕がない。一戦、一戦、一生懸命走るだけです」。このところSG、G1戦線で低調が続き、やや陰が薄いが、7月の若松SGオーシャンカップに追加ながら出場が決まった。この優勝を機に復活の動きを見せてもらいたい。これで、来年のマスターズチャンピオン出場を早くも決めた。今年の福岡大会ではエンジンを仕上げ、準優の実績を残した。今から活躍が楽しみだ。