【大野義孝のオレに任せろ】

連勝は鈴木圭一郎、中村雅人、篠原睦、金子大輔、池田政和、加賀谷建明の6人。3日目は準々決勝(5~12R)が行われる。各レース1着8人と、それを除く3日間の平均得点上位24人が4日目の準決勝に進出する。10Rで「オレに任せろ」の大野義孝は、中村雅人(37=川口)を本命に推す。車の動きは良く、的確なさばきを発揮して追い上げる。

◆10R 追い巧者として有名な中村雅人のさばきに期待する。SG優勝6回。16年は史上5人目のグランドスラムを達成するなど輝かしいキャリアの持ち主だ。S1も2度あり、新ランクは全国3位。川口のエースに返り咲いた。当大会は、14年の第27回(浜松)から5連続優出中で、16年の第29回大会(飯塚)では初優勝を飾っている。

今年優勝は5月地元戦の1回だけだが、優出15回(SG2回、G14回、G21回)とコンスタントに活躍している。今大会も足取りはしっかりしている。初日8R(湿走路)は試走後の雨を乗りこなした。2日目4R(良走路)はS6番手からの攻めは速く、3周3角で首位を奪う速攻劇で連勝を決めた。

「車はまあまあ。(調整が)合うゾーンが、そんなに広くないけど、いじればいいところにくる」と、車は十分に戦えるレベルにある。手応えもしっかりとつかんでいる。

課題はタイヤの跳ねだ。フォーク周りを扱えば、乗り味が変わるため、タイヤで対処する。「もう少し跳ねがなくなったらいいと思う。跳ねを軽減させたい。またフロントタイヤを当てます」と足周りの修正に全力を注ぐ。

対抗は2節前の飯塚G1プレミアムCで完全Vの木村だ。佐藤のS速攻、平田と佐々木の機力も要注意。(6)=(7)から(2)(8)(4)で勝負。