予2・7Rの佐藤水菜は、坂口楓華と1周近くも壮絶にもがき合った。ヒヤリとするシーンもあったが、「焦ったけど、引くわけにはいかなかった」と、最後は地元の意地で乗り切った。

決勝11Rは、鈴木美教との連勝対決。思い出されるのは8月西武園の2日目。佐藤は鈴木の突っ張り先行に翻弄(ほんろう)され、誘導妨害で初の失格を味わった。「美教さんとは脚質が似てるけど、私の方が長い距離を踏める」。リベンジへの構想は固まっている。