<桐生順平(32=埼玉)賞金11位>

今年は3月蒲郡周年でG1制覇。そのまま突き進むと思われたが、続くからつ周年の準優でフライング。ペナルティーにより、3カ月間G1、G2を走ることができなかった。

「いつも1年が早いと思うけど、よけい早く感じた。やっぱり大きいところで勝てていないし、結果も、満足できる感じではない。でもその中でもそれなりにやってこれたかな」。

冬場の調整には自信を持っているだけに、今大会もエンジンは快速に仕上げるはず。グランプリ連覇を目指して、異次元のターンで水面を沸かせる。

<松本晶恵(31=群馬)賞金11位>

「今年も12人に残れるとは思っていませんでした」と振り返るが、気負いがあった昨年とは違い、今年はリラックスしてレースを楽しんでいるように見える。「自分は自分とマイペースにやっていこうと思ってました。以前はレース直前までバタバタと調整してましたが、時間に余裕を持てるようにした」。その意識改革が地元のお盆開催で実を結び、節一に仕上げて混合戦初優勝を決めた。16年平和島ではクイーンズクライマックス初戴冠。「またあの感動を味わいたい」。新生・松本がタイトル奪還へひそかな闘志を燃やす。

※明日はGP&QC賞金10位