小林優香(25=福岡)が後方2番手から2角鋭くまくり、先まくりの児玉碧衣を一気にとらえてゴールまで突き抜けた。

昨年の松山以来、通算6度目のガールズコレクション制覇。約8カ月ぶりの国内レースだったが、力で勝利をもぎ取った。「緊張しましたが(同じ)ナショナルチームの脇本(雄太)さんの活躍が刺激になりました。ここを勝ちたかったし、強風の流れもしっかり対応できた」と喜んだ。

目指すは来年に迫った東京五輪。「世界チャンピオンになりたい。ケイリンだけでなく、スプリントの(出場)ポイントも取りたいので、明日からトレーニングをスタートさせます」。五輪という夢舞台を目指して、優香の戦いは続く。