カウントダウン連載「ROAD TO マスターズ」の最終回は、恒例の大会なるほどデータ集です。過去19大会でパーフェクトVが2度あり、達成者の1人でもある今村豊(57=山口)は今年も出場。大会最多更新の4回目Vを目指します。(構成・中川純)

(1)高山秀則、今村豊が完全V 00年第1回住之江の高山秀則、15年第16回児島で今村豊の2人がともに8連勝で完全Vを果たしている。ちなみに両者とも初日ドリーム戦も逃げ切り勝ち、勢いに乗っていった。

(2)SG覇者は20人 SGタイトルホルダーが20人出場する。これは昨年とタイで、もちろん大会最多記録。昨年から出場資格年齢が45歳に下がったことが大きく影響している。

(3)SG覇者が11V 過去19回のうち、のべ11大会をSG覇者が制している。完全V達成の高山が2回、今村が3回勝っているため、8人で計11Vだ。

(4)出場資格年齢到達即V 出場資格年齢に到達し初出場、即優勝したのは3人。10年第11回徳山の西島義則、13年第14回びわこの江口晃生、昨年第19回福岡の渡辺英児。渡辺は前年の第18回の資格が48歳以上で、47歳だったため、昨年が初出場となった。

(5)誕生日 大会4日目の19日、川崎智幸と石川真二が誕生日を迎える。川崎52歳、石川は49歳。石川はドリーム戦メンバー、川崎は直前の桐生を優勝して乗り込んでくる。(おわり)