武井大介(40=千葉)が晴れ晴れとした顔で競輪場に表れた。前場所の松阪最終日にデビュー通算300勝を決め「298勝から長くて…。ようやく、という感じですね」とほおを緩めた。

今場所前には師匠の吉井秀仁氏(引退)、伊勢崎彰大、野口裕史らとともに祝勝会を兼ねたタケノコ掘りに出掛け「楽しかったですよ」とリラックスした様子。予選10Rはその時も一緒だった藤田大輔の番手に決まり「いつも頑張ってくれるし、しっかりつけていきたい。301勝目を挙げたいね」と最後は表情を引き締めた。